4つの秘訣で不調知らず!食べ物でキマる「自分史上最高に強い体」

4つの秘訣で不調知らず!食べ物でキマる「自分史上最高に強い体」

毎年この時期になると、気温や湿度の変化に体が追いつかず、「体調を崩してしまう……」という方が急増します。

体調を崩すとひとことで言っても、その症状は様々。

そこで今回は、本格的なイベントシーズンに向けて、不調に負けない体を作るための”マル秘テク”をまとめてみました。

■1:味噌汁を飲む

「夏の疲れを放っておくのはNG! 身近な食材“飲む点滴”で体調回復」では、夏の間に蓄積した疲労を回復するための3つの食材を紹介しています。

なかでも、より一層気温が下がるこれからの季節にオススメしたいのが、“味噌汁”。味噌汁に含まれるビタミンBが、疲労回復に効果を発揮します。また、麹の作用でタンパク質の消化、吸収がしやすくなるので、疲れた胃腸への負担も軽減されます。

■︎2:ガムを噛む

目が疲れていると、それを補修するために、“システイン”というタンパク質を構成するアミノ酸の一種(健やかな肌や髪を作る役割を持つ)が消費されてしまいます。目が疲れやすいという方は、食事やサプリメントからシステインを摂ることを意識しましょう。

「肌荒れの原因“目の疲れ”とサヨナラするにはガム+鮭が最強ペア」にあるように、ガムを噛むことで、目の血流が良くなり、疲れ目対策に効果を発揮します。試してみてください。

■3:チーズ・チョコ・ワインを控える

多い方だと月に1~2回は悩まされるという“片頭痛”は、何らかの原因により頭の血管が拡張し、炎症を起こすことによって生じます。

「原因はチーズやチョコ?“ツライ片頭痛”を引き起こすNG習慣3つ」でお伝えしているように、人混みや照明が眩しい場所、温度変化が激しい場所などの片頭痛を誘発する場所への長居は控えましょう。

チーズやチョコレート、ワインも血管を拡張するので、覚えておくと良いですよ。

■4:生理前~生理中に食べたいもの4つ

女性特有の悩みといえば、月に1度やってくる月経前症候群PMS)や生理痛、倦怠感。これらのツラさを和らげるには、「救世主!痛みや倦怠感が和らぐ“生理前に食べるとよい食材”4つ」にある食材を食べるのが効果的です。

(1)マグロ・・・生理前の食欲を抑える

(2)バナナ・・・イライラを抑える

(3)さといもやアボカド・・・むくみを改善する

(4)豆乳・・・体重増加を防ぐ

いかがでしたか? 少し体調が優れないだけだからと、無理をしていては、仕事で最高のパフォーマンスを発揮することや、プライベートを思い切り楽しむこともできません。毎日を元気に過ごすためにも、上記のコツを参考にしてみてくださいね。

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カフェインの知って損なしな豆知識「カフェインが効力を発するのは摂取30分後」



コーヒーに紅茶、緑茶にエネルギードリンク、普段の飲み物からも摂取している人の多いカフェイン。でも、あなたはきちんとカフェインのことを知っていますか?コーヒーや紅茶を毎日のように飲んでいるという人も、そうでない人も、身近な成分カフェインの知って損なし?!な豆知識をご紹介します。

○世界で4番目に多く広がるドラッグ
2014年の世界のドラッグ調査(2014 Global Drug Survey)によると、アルコール、タバコ、マリファナに次ぎ、4番目に多いドラッグとして認定されているのはカフェイン。

○カフェインが最初に発見されたのは1819年
ドイツ人の科学者フリードリーブ・ルンゲ(Friedlieb Ferdinand Runge)が発見。

○世界で最も飲まれている飲み物トップ3は全てカフェイン入り
コーヒー、お茶、そしてコーラ

○アデノシン受容体にカフェインが結びつくことで、疲労を感じない効果が
アデノシンと呼ばれる脳内物質、一日が過ぎていくうちに脳内に蓄積し、アデノシン受容体と結びつくことで疲労感が生じます。でも、カフェインを摂取すると、カフェインがアデノシン受容体と結びつくため疲労を感じにくくなり、ドーパミンの量が増加するため、夜に眠れなくなる、という結果につながります。

○コーヒーを最初に発見したのはエチオピアの羊飼い
羊飼いのカルディが、羊がコーヒーチェリー(コーヒーの実)を食べてハイになっているのを発見したのが元だとか。また、イエメンの修道僧が発見した、という説も。

○カフェインが効力を発するのは摂取30分後
メリットを最大化するには、カフェインが少しでも多くアデノシン受容体と結びつくよう、飲んだ後すぐに昼寝をするのが効果的。カフェイン効力の半減期は4~6時間で、通常12時間ほどは、体内システムを比較的クリアな状態に保てるとか。

○カフェインを含むのはコーヒーや紅茶だけではない
コーラ・ナッツ(炭酸飲料、コーラの原料にも)、カカオ豆、ガラナなどにも。

○コーヒー豆は焙煎するとカフェインが減る
なので、ダークローストのコーヒーはカフェイン・レベルが少ない傾向に。

○喫煙者はカフェインを代謝する速度が速い
ニコチンを代謝する酵素とカフェインを代謝する酵素が同じため、喫煙が持っているその酵素の余剰分がカフェインを分解し、喫煙者はカフェインの効果が短くなります。

○エスプレッソにはより多くのカフェインが含まれている
エスプレッソの方が少ない、という説が出たこともありますが、実際はカフェイン含有量はドリップコーヒーよりはるかに上。ただ、飲む量が違うので、ドリップコーヒーの方が結局カフェインを摂る量は多くなるかも…。

○茶葉自体はコーヒー豆よりはるかに多くのカフェインが
でも、抽出方法が違うことから、実際に飲むときには紅茶の方が少ない結果に。

○カフェイン自体にも味がある
アスピリンのような味だとか。薬を砕いて食べてみたら、きっとカフェインの味を味わうことができるでしょう?!

○コーヒーの国別総消費量が一番多いのはアメリカ
でも、一人当たりの消費量が一番多いのはオランダだそう。

○カフェインを吸うこともできるよう
カフェイン入りの電子タバコも存在。ただ、吸った人の感想によると「狂犬病にかかったようで、心臓が爆発しそうな感じ」だとか…。

○ヨーロッパ人が最初にカフェインを摂取したのはチョコレートから
コーヒー、紅茶の国々が集まっているものの、ベネット・アラン・ワインバーグらのカフェインについての著書「The World of Caffeine(邦題カフェイン大全)」によると、ヨーロッパにはコーヒー・紅茶の50年前にチョコレートがやってきたそう。

○コーヒー会社は、カフェインレス・コーヒーから抜いたカフェインを再利用
レッドブル」のような活力アップのための栄養ドリンクなどに入れるカフェインとして利用されているのだそう。

○コーヒーブランドによってカフェインの量はまちまち
ちなみにアメリカでは、スターバックスのコーヒーのカフェインはマクドナルドの2倍!

○アレルギーなどの危険もあり
稀ながら、カフェインに対しじんましんなどのアレルギー反応が出る人も。また、大量に摂ると死に至る危険性も。でも、一度に70杯位を飲む必要があるとか。

○記憶力の向上に効果あり
ジョンズ・ホプキンス大学が行った調査で、カフェインを摂取した被験者の記憶力が向上したとの報告があります。

さて、あなたはいくつ知っていたでしょうか…?